2008年5月3日付
秋田犬の優雅な姿、競いあう
 
大館市で第119回本部展覧会

全国から約180匹が出陳

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秋田犬の完成度を競い合った第119回本部展

 社団法人秋田犬保存会(本部大館市・伊藤毅会長)の第119回本部展覧会が3日、同市の桂城公園を会場に開かれ、全国のオーナーらが手塩にかけて育てた約180匹がエントリーし、巻尾立耳など"完成度"を競った。文字どおり最高の名誉となる「名誉章」には、2匹が選ばれた。

 同保存会の展覧会は、秋田犬の普及や保存を狙いに毎年に開かれている主要事業。このうち本部展は展覧会の最高峰ともいえるもので、春、秋2回のうち毎年5月3日に大館市を会場とする春の本部展は、秋以上に高いレベルを誇る。

 このところ好天の日が目立ち、この日も午前中から水銀柱がぐんぐん上昇し、大館の最高気温は28.8度と夏本番並みに。上着を着ていられないほどの暑さにもめげず、全国から集まった出陳者らは例年同様多くの来場者が熱い視線を注いでいるとあって、犬と一心同体の気迫で審査に臨んでいた。

 今展には幼犬B、同A、若犬、壮犬、成犬B、同Aの各部門、メス、オス別に約180匹がエントリー。午前9時からの開会式に続いて第1審査(個体審査)、さらに参考招待犬の披露、一般・仔犬の各供覧をはさんで、午後1時ごろから総合審査となる第2審査に入り、入賞犬を決めた。

 秋田犬の正統的なスタイルである巻尾立耳や体型、歯並び、毛の色、艶などを厳密に審査。秋田犬そのものが良い状態に仕上がっていても、それを生かすも殺すも綱さばきが勝敗を大きく左右しかねないだけに、どのハンドラーも緊張の面持ちで愛犬の持ち味をアピールしていた。

 決勝戦ともいえる総合審査では、オーナーら自慢の犬がずらりと並び、1席をはじめ上位入賞が次々にアナウンスされると、出陳者らは一喜一憂。激戦の結果、秋田犬の完成期となる成犬A組(16年5月4日以降に生まれた犬)では、オス2匹が最高位の名誉章を獲得した。春開催の本部展としては、この3年間で最も少なく、メスは皆無だった。名誉章受章犬は次のとおり。 (午後6時)

○将一(小林清三氏・福島支部)○関東若嵐(河内山正氏・山口支部)

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